ニュース 電子 作成日:2018年7月2日_記事番号:T00077880
受動部品のアルミ電解コンデンサー大手、台湾金山電子工業は29日、中国に新設する子会社、広州恒隆投資を通じて、新疆ウイグル自治区のアルミ箔(はく)メーカー、新疆衆和と合弁で、中高圧用化成箔を生産する石河子衆金電極箔(衆金)を設立すると発表した。30日付経済日報が報じた。
衆金の登録資本金は6億2,500万人民元(約105億円)で、広州恒隆投資は4,000万人民元を出資して株式6.4%を取得する。
アルミ電解コンデンサーの主要材料であるアルミ箔は供給不足が続いており、中でも中高圧用アルミ箔の供給不足はアルミ電解コンデンサーメーカーにとって最も深刻な問題で、受注があっても対応できない懸念を生んでいる。
証券会社は、金山電子は衆金の合弁設立によりアルミ箔の自製率を高め、材料不足のリスクを低減できるほか、海外市場の開拓に有利になると指摘した。
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