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自販機大手のアロナ、無人店舗開業へ


ニュース 機械 作成日:2018年7月2日_記事番号:T00077886

自販機大手のアロナ、無人店舗開業へ

 自動販売機メーカー大手、金雨企業(アロナ)の卓政懋董事長は29日、邦柏智慧科技(バンパー・インテリジェント・テクノロジー)と共同で、7月に台北市中正区の3C(コンピューター、通信、家電)製品大型販売施設「三創生活園区」で無人店舗を開業すると明らかにした。また、コンビニエンスストア各社とスマート自販機の販売交渉を進めていると明かした。30日付工商時報などが報じた。

 卓董事長は、携帯電話の充電機能を搭載した同社のスマート自販機は、既に台北市の遊園地「児童新楽園」やシネマコンプレックス最大手、威秀影城(VIESHOW CINEMAS)の店舗などに、新型店舗向けのスマート自販機は台中市の屋外マーケット「UNO市集」に設置されていると説明。今後も駅や学校など人通りの多い場所への導入を働き掛けると表明した。

 卓董事長はまた、ベトナム新工場第1期が第4四半期に稼働すると明らかにした。投資額は300万米ドル。フル稼働後の年産額は20億台湾元(約73億円)以上を見込んでいる。

 アロナはベトナムに支社を設置しており、今年はシンガポールでの製品販売も開始する。また、飲料容器最大手の宏全国際集団(THC)と共同でミャンマー市場も開拓する計画だ。