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人工透析チューブ接続ミス、中国附医でも判明


ニュース 医薬 作成日:2018年7月2日_記事番号:T00077892

人工透析チューブ接続ミス、中国附医でも判明

 台湾大学医学院附設医院(台大医院)で人工透析患者へのチューブ接続ミスが明らかになったのに続き、台中市の中国医薬大学附設医院(中国附医)でも今年2月、集中治療室に収容されていた患者1人の移動式人工透析器に誤って水道水を接続するミスがあったことが判明した。1日付蘋果日報などが伝えた。

 中国附医はミスがあったことを認めた上で、水道水が人工透析に使用された患者を追跡したが、健康状態に異常はなかったと説明した。台中市政府衛生局は病院側に管理状況に関する報告の提出と、担当者による過失の追及を求めた。

 台湾医療改革基金会の朱顕光執行長は「病院内での重大なミスについては、法律による規範によって患者の安全を保障すべきだ」とし、立法院で審議中の医療事故予防・争議処理法案が9月の立法院会期中に成立することに期待感を示した。