ニュース その他分野 作成日:2018年7月2日_記事番号:T00077898
台湾綜合研究院(台綜院)は29日、台湾初となるスマートメーターから収集した電力使用に関するビッグデータを基とする景気判断指数「AMI電力景気指数」を発表し、今年5月の指数は103ポイントで過去23カ月で最高だった。特に製造業で顕著な景気の上昇がみられた。30日付工商時報が報じた。
台綜院によると、AMI電力景気指数は、高圧以上の電力を利用するスマートメーターユーザーの電力使用量の変化を基に、台湾における産業界の動向を把握し、域内総生産(GDP)や主要企業の今後の見通しを予測することができるという。
台綜院が算出した過去のAMI電力景気指数によると、台湾全体の景気は2016年6月を谷底とし、その後上昇が続いており、製造業の指数も台湾全体の指数の動きと一致しているという。
また台綜院は同日、台湾の今年のGDP成長率予測を2.62%と発表。昨年末時点の予測値から0.31ポイント引き上げた。
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