ニュース 政治 作成日:2018年7月2日_記事番号:T00077900
台湾の安全保障当局者によると、米国は中米・カリブ海諸国のうち、パナマとドミニカ共和国が相次いで台湾と断交し、中国と国交を樹立したことに危機感を強めているもようだ。2日付自由時報が伝えた。
同当局者は「中国の影響力が米国の裏庭に及んでいることに、米国はショックを受けており、台湾との協力の規模とレベルを引き上げている。米国は中国による全面的なコントロールを防ぐため、ワシントンが台湾と対話を行っているほか、各地の米国大使館に台湾の在外公館と緊密な情報交換を行うよう指示した」と語った。
同当局者によると、台湾と外交関係がある国ではこれまで米国大使館と往来はなかったが、現在では大使、公使、参事官から事務方に至るまで連携態勢が出来上がっているという。
台湾は現在、特にカリブ海諸国との外交関係維持に神経を尖らせているが、米国のカリブ海諸国への影響力も低下しているのが現状だ。
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