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ライテック、光ディスク値上げ


ニュース 電子 作成日:2018年7月3日_記事番号:T00077910

ライテック、光ディスク値上げ

 光ディスク大手の錸徳科技(ライテック)は7月に一般消費者向け光ディスクを値上げするほか、パナソニックから受託生産する業務用新世代光ディスク規格「アーカイバルディスク(AD)」の出荷が7月から始まる見通しだ。凱基証券(KGI)は、同社は下半期に黒字転換する可能性があるとの見方を示した。3日付経済日報が報じた。

 ライテックは2日、一般消費者向け光ディスクを再度値上げすると認めた。また、ADは5月から試験生産しており、良品率は50%を上回り、7月に出荷を開始すると説明した。

 KGIは、ライテックは4月にも一般消費者向け光ディスクを約20%値上げしたが、第2四半期の粗利益率は依然マイナスだったと指摘した。ただ、インドの光ディスク大手、モーザーベア・インディア(MBI)の破産で一般消費者向け光ディスクの供給が逼迫(ひっぱく)しており、顧客が原料価格の値上げ分を吸収する意向のため、ライテックは7月に10~15%の値上げが可能と予想した。

 証券会社は、ライテックはADの売上高構成比が今年5~10%、来年は20~30%に上り、粗利益率は30%以上に達すると予想した。