ニュース 電子 作成日:2018年7月3日_記事番号:T00077913
ノートパソコン受託生産大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)が先月、受動部品などの需給逼迫(ひっぱく)に伴う部品コスト上昇を受け、第3四半期の受託生産価格を引き上げると表明したのに対し、同業の他4社は受動部品の確保や使用量の縮小などで対応している。3日付経済日報が報じた。
広達電脳(クアンタ・コンピューター)と和碩聯合科技(ペガトロン)は、受動部品のサプライヤーとは長い付き合いで関係が良好な上、調達量も多いため、生産ラインに影響はないと説明した。
英業達(インベンテック)の卓桐華董事長も、受動部品のサプライヤーとの関係は良好で、必要な量を確保できると説明した。
緯創資通(ウィストロン)は、製品の設計を変更することで例えば積層セラミックコンデンサー(MLCC)の使用量を半分以下に減らし、対応していると説明した。
市場では、受動部品大手、華新科技(ウォルシン・テクノロジー)の中国子会社、蘇州華科電子が7月1日からMLCC価格を引き上げると顧客に書面で通知したとの観測が浮上した。華新科技は、顧客に書面で値上げを通知したことは一度もないと、観測を否定した。
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