ニュース 自動車・二輪車 作成日:2018年7月3日_記事番号:T00077915
6月の新車登録台数は3万7,889台で、前月比6.2%増、前年同月比5.5%減と、8カ月ぶりに前年割れとなった。業界関係者は、米中貿易摩擦による世界経済の先行き不透明感や、軍人・公務員・教員(軍公教)の年金改革などで、消費者の購買意欲が低下していると指摘した。3日付工商時報などが報じた。
首位のトヨタ台湾総代理店、和泰汽車は1万559台(前月比11.2%増、前年同月比11%減)、2位の中華汽車工業(チャイナ・モーター、CMC)は4,216台(前月比4.4%増、前年同月比13.4%減)だった。
一方、3位のホンダ台湾は3,701台で、前月比1.2%増、前年同月比50%増と、上位5社で唯一プラス成長だった。台湾生産SUV(スポーツ用多目的車)「HR-V」が1,052台と、売れ行き好調だった。
4位の裕隆日産汽車は3,444台(前月比17.4%減、前年同月比6.1%減)、5位のメルセデス・ベンツは2,530台(前月比10.4%減、前年同月比2.1%減)だった。
新車登録台数全体に占める台湾生産車の割合は56%と、前月比0.5ポイント拡大した。
業界関係者は、11月の統一地方選挙が最大の不確定要素で、年末が近づくにつれ、売れ行きが鈍ると予測した。
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