全家便利商店（台湾ファミリーマート）は２日、国泰世華商業銀行（キャセイ・ユナイテッド・バンク）との提携で、クレジットカードやモバイル決済の利用者を対象に、最高20%還元するキャンペーンの実施を発表した。期間はあす４日から８月31日まで。顧客の忠誠度向上、および現金以外の使用率上昇を目指す。３日付工商時報が報じた。
キャンペーンは、国泰世華銀のクレジットカードによる支払い、同カードを利用したモバイル決済サービス▽アップルペイ▽グーグルペイ▽サムスンペイ▽ガーミンペイ▽フィットビットペイ──による支払い、同行のカードを利用したファミマの電子マネーサービス「My FamiPay」による支払いが対象となる。
クレジットカード払いと各モバイル決済サービスによる支払いは一度に200台湾元（約730円）の消費に対し20元、「My FamiPay」による支払いは40元が還元される。ただ、還元は１カ月当たり200元が上限。
ファミマでは現在、現金以外での支払いが全体の16～18%を占めている。
