ニュース 商業・サービス 作成日:2018年7月3日_記事番号:T00077922
ゲーム開発業者、隆中網絡(ネット・パブリッシング)の2日発表によると、ネット賭博ゲーム大手、向上国際の顧剛維董事長らが隆中網絡に対する株式公開買い付け(TOB)を実施する。3日付工商時報が伝えた。
向上国際は1株50.6台湾元(約183円)で隆中網絡の株式1,050万株を取得する構えだ。さらに、向上国際は隆中網絡が先週発表した第三者割当増資を引き受け、1,050万株を別途取得する。向上国際は合計で約10億元を投資し、隆中網絡の株式49.9%を取得する見通しだ。
隆中網絡が増資を発表した時点で、引受先は晨皓投資、世界国際投資、勢能投資の3社とされたが、うち最初の2社の代表は顧剛維氏、残る1社の代表は向上国際の董事、顧哲銘氏となっている。
発表を受け、隆中網絡の株価は53元まで上昇し、ストップ高となった。
隆中網絡は「両社はオンラインゲームの川上、川下の企業だ。TOBを通じ、双方は経験とリソースを統合運用することで、双方の営業規模拡大を加速し、統合効果を上げる」と説明した。
隆中網絡は、オンラインゲームの配信事業やゲームの共同運営プラットフォームを主力事業としている。
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