ニュース 社会 作成日:2018年7月3日_記事番号:T00077926
台湾本島の東側海上を北上した台風7号(アジア名・プラピルーン)の影響で、台湾中南部は2日豪雨に襲われ、各地で被害が出た。3日付聯合報などが報じた。
鹿港公会堂の一帯でもひざ近くの高さまで冠水した(2日=中央社)
交通部中央気象局によると、2日の24時間積算降水量の上位10カ所のうち8カ所は彰化県内の観測地点で、埔塩地区では386ミリに達した。鹿港鎮の24時間積算降水量は261ミリだったが、同地は「老街」(清朝や日本統治時代の町並みが残る商店街エリア)で腰の高さまで冠水するなど被害が最も深刻だった。
雲林県では、元長郷の落花生の畑350ヘクタールに被害が出た。また、同県に住む55歳の双子の姉妹が、冠水した虎尾鎮の道路を自転車で2人乗りで走行中、誤って農業用水路に転落し、妹が溺死した。
高雄市では雷雨の影響で1,963世帯が停電となった。うち大樹区の停電世帯が1,511世帯で最多だった。
中央気象局は、中南部では3日から4日にかけても豪雨または大雨になるとして、注意を呼び掛けた。
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