ニュース 電子 作成日:2018年7月4日_記事番号:T00077930
DRAMの台湾最大手、南亜科技(ナンヤ・テクノロジー)の第2四半期連結売上高は、前期比30.83%増、前年同期比94.78%増の245億9,300万台湾元(約890億円)で、過去最高を記録した。DRAM価格の上昇、サーバー向け市場への再参入やデータセンター向けの好調な需要が貢献した。4日付工商時報が報じた。
南亜科技の6月連結売上高は、前月比3.12%増、前年同月比104.74%増の85億8,600万元で、3カ月連続で過去最高を記録した。
市場調査会社、集邦科技(トレンドフォース)は第3四半期の見通しについて、在庫が適正な水準に達していない中、モバイル向けやサーバー向けの需要増加で、DRAM価格は引き続き上昇するとみている。アンドロイドOS(基本ソフト)搭載のハイエンドスマートフォンでは、高容量低消費電力のLPDDR4(ローパワーDDR4)の採用が増加するとみられており、モバイル向け価格は1~2%上昇すると見込まれる。
証券会社は、南亜科技の第3四半期売上高は、第2四半期を上回り、過去最高を再更新するとみている。
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