ニュース その他製造 作成日:2018年7月4日_記事番号:T00077939
タイヤ大手の南港輪胎(ナンカン・ラバー・タイヤ)が発表した6月連結売上高は10億8,000万台湾元(約39億円)と、単月で過去4年の最高を記録した。北米・欧州向け出荷増が貢献した。4日付工商時報が報じた。
南港タイヤは今年第1四半期、北米市場向けの出荷が現地の厳しい寒波の影響で減少し、業績にも影響が出た。その後、北米の物流が正常を回復したことで第2四半期は同社業績も急速に改善。生産ラインや物流のスマート化による30%以上のコスト削減に加え、為替相場に恩恵を受けた。
同社は、欧州最大のタイヤブランドの受注を獲得し、今年の出荷量が20%以上増加すると予想されている。台湾の新豊工場(新竹県)で生産能力を日産1万9,000本へ現在より1,000本増やし、中国の張家港工場(江蘇省)で2万4,000本へ7,000本拡充する予定だ。
欧米からの高単価製品の受注増を受けて、同社は今後、低価格で粗利益率の低い製品の生産比率を減らす方針だ。
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