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通年物価上昇率3.29%、12年ぶり高水準予測


ニュース その他分野 作成日:2008年5月30日_記事番号:T00007794

通年物価上昇率3.29%、12年ぶり高水準予測

 
 行政院主計処は29日、今年通年の消費者物価指数(CPI)上昇率が3.29%となるという予測を発表した。これは1996年以来最高の上昇率だ。民間消費にとってマイナスという判断から、民間消費成長率は2.92%から2.44%に下方修正された。30日付経済日報が報じた。

 主計処第3局の蔡鴻坤局長によると、28日から実施されたガソリン、ガスなどの値上げと下半期に計画される電力料金の値上げがCPI上昇率に与える影響は、直接的には0.46ポイント、波及効果を含めると0.64ポイントとなると説明した。

 主計処はまた、今年通年の卸売物価指数(WPI)上昇率を5.9%と予測した。国際原油価格の高騰、農工業における原料価格の高止まりに加え、石油製品価格、電力料金の値上げが、輸入製品および域内製品価格を押し上げるとみている。