ニュース その他製造 作成日:2018年7月4日_記事番号:T00077940
中国は最近、「製造強国」を目指して推進する産業政策「中国製造2025(メード・イン・チャイナ2025)」の一環として、長江デルタ地域で工場の環境汚染に対する取り締まりを強化しており、浙江省に工場を持つ紡織メーカーの弘裕企業が生産拡大計画の見合わせを余儀なくされている。4日付自由時報が報じた。
弘裕企業の陳滄俊広報担当は、中国政府が昨年から環境基準を満たさない多くの小規模工場を閉鎖した結果、同社の浙江工場の受注が増加したため、ウォータージェット織機を300台から500台に増設する計画だったが、中国当局が同工場の排水上限を従来の3,000トンから2,000トンに引き下げたため、現在の436台からそれ以上増設できない状況だと説明した。
弘裕企業の浙江工場は工業用、衣料用ナイロン生地を生産しており、同社の売上高全体の45%を占める。現在は非需要期だが、受注見通しは1カ月半先まで立っている。
弘裕企業は中国市場を好感しており、2年以内に江西省で中国2基目の工場を設置する計画だ。
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