ニュース 建設 作成日:2018年7月4日_記事番号:T00077943
今年に入って以降、台北市松山区の「文華苑」、信義区の「台北信義」、中山区大直地区の「西華富邦」といった台湾有数の高級マンションで物件の売買が相次いで成立しており、高級住宅市場に景気回復の兆しが見えている。4日付経済日報が報じた。
同紙によると、松山区敦化北路沿いの「文華苑」ではこのほど、13階の物件(338.8坪)が総額5億4,800万台湾元(約20億円)、坪単価202万元余りで売却されたもようだ。同物件を購入したのは受動部品最大手、国巨(ヤゲオ)の陳泰銘董事長とされる。事実であれば、陳董事長は同マンションに7戸の物件を所有することになる。
文華苑の物件は予約販売時の価格が3億~4億元となっていたが、現在では5億~6億元に上昇しており、当初の購入者が売却した場合、40%以上の利益を得ることになる。
なお不動産実勢価格登録資料によると、1階の物件や特殊な取引を除き、高級住宅取引における坪単価の過去最高額は、2013年7月に購入された台北市仁愛路の高級マンション「宏盛帝宝」の物件の298万2,000元となっている。
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