ニュース 電子 作成日:2018年7月5日_記事番号:T00077960
グーグル台湾は4日、人工知能(AI)人材の育成プログラム「AIブートキャンプ」をスタートした。台湾大学、清華大学、交通大学、成功大学のAIイノベーションセンターから100人を超える教師と学生が参加し、AIに関する知識を深めるとともに、交流を図る。5日付工商時報が報じた。
簡総経理(左1)は、「電機学科の卒業生がほぼプログラムを書けるのは、世界でも台湾だけだ」と、台湾の人材の優位性を強調した(4日=中央社)
AI人材育成プログラム始動に当たり、グーグル台湾の簡立峰総経理は、現在のAIは主にクラウドを通じて集中して演算を行い、その結果をユーザーの端末に転送する方式だが、遅延が生じない超高速転送はまだ困難なため、タイムリーなサービス提供にはデバイス側にもAI能力を持たせる必要があると指摘。これによってハードウエアの重要性が高まり、ハード製造のエコシステムとIC設計力を有する台湾はチャンスを迎えるとの見方を示した。
その上で簡総経理は、「台湾は過去10年余り、インターネットやモバイル通信に関する商機を逃して自信を失っており、エンジニアの多くは自分がどれほど優秀かを知らない」と語り、参加者が将来AI産業で活躍することに期待感を示した。
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