ニュース 商業・サービス 作成日:2018年7月5日_記事番号:T00077966
宏泰建設の林鴻南総経理をはじめとする複数の実業家が共同出資し、ケーブルテレビ(CATV)大手、中嘉網路(チャイナ・ネットワーク・システムズ、CNS)の全株式を総額515億台湾元(約1,860億円)で米系投資ファンドのMBKパートナーズから買収する。5日付工商時報が伝えた。
中嘉の株主構成は、建設、電子商取引(EC)、物流など多業種だ(4日=中央社)
林氏が執行長を務める「公益信託林堉璘宏泰教育文化公益基金」が49.76%を出資するほか、プライベート・エクイティー・ファンド達勝集団の郭冠群董事長、化粧品通販「小三美日」の共同創業者の許書林氏、ブックカフェ「閲楽書店」に出資している呂栄吉氏らが出資に応じた。
国家通訊伝播委員会(NCC)は4日、今回の買収計画の審査を行った。NCCは今後、学識者からの意見徴収を行い、公聴会などを開く。出資者が台湾資本であり、中国資本や政党・軍の関与がないため、審査はスムーズに進みそうだ。
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