ニュース 公益 作成日:2018年7月5日_記事番号:T00077972
廃炉が決まった台湾電力(台電、TPC)第4原子力発電所(新北市貢寮区)から、核燃料棒の搬出作業が4日始まった。今後3年間で計1,744本の核燃料棒を搬出する。5日付工商時報が報じた。
基隆港から貨物船への積み込みを待つ第4原発の核燃料棒。第4原発は膨大な時間とコストをかけたものの、運転されないことが確定した(4日=中央社)
第4原発の核燃料棒は今年3月に行われた入札で、米グローバル・ニュークリア・フュエルが処理業者に決定。同社が核燃料棒を台湾から搬出して保管した後、TPCが売却先を決める予定で、既に米国や英国の業者と交渉しているという。搬出、保管にかかる費用は約6億9,000万台湾元(約25億元)だ。
核燃料棒の保管期間は5年で、買い手が見つからない場合は解体、濃縮ウランを抽出して改めて売却する方針。ウランには一定の価値があり、今後の価格上昇が見込めるという。
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