ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

雲林県元県長、収賄罪で懲役8年確定


ニュース 社会 作成日:2018年7月5日_記事番号:T00077977

雲林県元県長、収賄罪で懲役8年確定

 雲林県の張栄味元県長(国民党)が任期中に同県林内郷へのごみ焼却場建設事業に絡み、業者から3,000万台湾元(約1億800万円)の賄賂を受け取る約束をしたとして起訴された事件で、最高法院は5日、張栄味被告の上告を棄却し、2016年10月に台湾高等法院台南分院での差し戻し審で下された懲役8年、公民権停止4年の判決が確定した。5日付自由時報が伝えた。

/date/2018/07/05/18zhang_2.jpg張元雲林県長は懲役8年が確定した(4日=中央社)

 張被告は判決について、「自分は政治迫害に遭った。民進党は罪名をでっち上げ、自分を刑務所に入れた。台湾の司法は信頼できない。今回の一件はその最たるものだ」と主張した。

 判決は00年10月に達和公司と鼎旭開発がごみ焼却場建設事業を受注できるよう、鼎旭開発の徐治国董事長から3,000万元の贈賄の打診があり、実際に1,775万元が支払われたと指摘した。