ニュース 医薬 作成日:2018年7月6日_記事番号:T00077994
キヤノンメディカルシステムズ(本社・栃木県大田原市、瀧口登志夫社長)はこのほど、ゲノム検査を手掛ける台湾企業、行動基因生技(アクトゲノミクス)の日本子会社「アクトメッド」の株式66.6%を取得し、がんゲノム検査事業に参入した。6日付経済日報が報じた。
経済日報によると、キヤノンメディカルシステムズによる株式購入額は1,000万米ドルで、アクトゲノミクスのがんゲノム検査設備の利用にかかる費用と合わせて2,000万米ドルを支払った。これについてキヤノンメディカルシステムズはワイズニュースの取材に対し、金額は非公表のため回答できないと説明した。
キヤノンメディカルシステムズは今回の出資を通じて、アクトゲノミクスの次世代ゲノム検査技術が利用可能となり、アクトゲノミクスは最も重要なゲノム検査後の分析サービスを提供する。
アクトゲノミクスは2014年9月設立。新薬開発を手掛ける太景生物科技(タイジェン・バイオテクノロジー)の最初の研究開発(R&D)および経営陣が母体だ。1回のがん検査で440種類のがん遺伝子を解析できるアジアトップクラスの技術を擁し、台湾、シンガポール、香港に拠点を展開している。
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