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徳翔海運、自社船率5年で50%へ


ニュース 運輸 作成日:2018年7月6日_記事番号:T00078002

徳翔海運、自社船率5年で50%へ

 コンテナ海運会社の徳翔海運(T.S.ラインズ)の陳徳勝董事長は6日、自社で保有する船舶を現在の6隻から5年以内に18~20隻に増やし、自社保有率を50%に高めると表明した。6日付工商時報が報じた。

 徳翔海運は36隻を運航しており、自社保有船舶のうち4隻は台湾国際造船(台船、CSBC)に発注した1,800TEU(20フィート標準コンテナ換算)級コンテナ貨物船だ。現在、旭洋造船(本社・山口県下関市、越智勝彦社長)に発注した1,000TEUと1,096TEUの貨物船各2隻と、台船に発注した1,800TEUの貨物船2隻の計6隻が建造中で、2019年下半期から20年半ばに引き渡しを受ける予定だ。

 徳翔海運は昨年の利益が約16億5,000万台湾元(約60億円)と過去最高を記録した。ただ、今年は賃貸用船舶の不足から賃料が急上昇しており、船舶の自社保有率の低い徳翔海運はコストが高まっている。