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HTC、6月67%減収


ニュース 電子 作成日:2018年7月9日_記事番号:T00078014

HTC、6月67%減収

 スマートフォン大手、宏達国際電子(HTC)が6日発表した6月連結売上高は22億3,000万台湾元(約81億円)で、前月比8.8%減、前年同月比67.6%減だった。5月下旬に発表した今年のスマホ旗艦機種「U12+(U12プラス)」の効果がみられなかった。7日付工商時報などが報じた。

 HTCにとって重要市場の台湾スマホ市場は、通信キャリア各社が5月に月額499元の第4世代移動通信(4G)データ通信使い放題プランのキャンペーンを実施したことで、ハイエンド機種の販売が冷え込んでいる。

 同社の第2四半期連結売上高は67億7,400万元で、前期比22.9%減、前年同期比58%減だった。上半期は155億6,300万元で、前年同期比49.25%減だった。

 同社は先月下旬の株主総会で、バーチャルリアリティー(VR、仮想現実)端末「Vive」について、粗利益率はプラスに転じたと強調。昨年末に中国で先行発売したスタンドアロン型(一体型)VR対応ヘッドマウントディスプレイ(頭部装着ディスプレイ、HMD)「Vive Focus」も好評で、今後、世界各地で発売するため、粗利益が徐々に改善すると予測した。