ニュース 医薬 作成日:2018年7月9日_記事番号:T00078017
衛生福利部(衛福部)食品薬物管理署(TFDA、食薬署)は8日、市販されている高血圧症治療剤6種に、発がん性があるとされる物質「N-ニトロソジメチルアミン」を添加した中国製の原薬が使用されていることが判明したため、業者に1カ月以内の回収を命じるとともに、医療機関や薬局に対し、該当する治療剤を直ちに撤去するよう通知したと発表した。8日付自由時報が報じた。
食薬署食品組の祁若鳳副組長は、回収対象の高血圧症治療剤6種は市場シェアは3~4%で低いとして、利用者はパニックに陥る必要はないと呼び掛けた(8日=中央社)
回収の対象となるのは▽生達化学製薬(スタンダード・ケム&ファーム)の「舒心楽・膜衣錠」160/80ミリグラム(mg)▽瑪科隆(マクロ)の「科適圧膜衣錠」80/12.5mg▽永信薬品工業の「楽速降膜衣錠」160/80mg▽瑞安大薬廠の「凡内膜衣錠」160mg──。
アイスランドの製薬会社、アクタビスが7日、高血圧症治療剤5種について、中国の浙江華海薬業から調達した原薬にN-ニトロソジメチルアミンが使用されていることが判明したとして世界で回収を進めると発表した。
これを受けて食薬署が調査を行ったところ、アクタビス社の製品は台湾で販売されていなかったものの、同じ原薬を使用した製品が市販されていることが判明した。
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