ニュース 電子 作成日:2018年7月10日_記事番号:T00078035
ファウンドリー台湾2位の聯華電子(UMC)と世界先進積体電路(VIS)は9日、第2四半期の連結売上高を発表し、いずれも予想レンジの上限並みで好調だった。台湾元安に加え、人工知能(AI)、自動車用、モノのインターネット(IoT)向け、パワー半導体の需要が旺盛で、スマートフォン向け需要の低迷を補った格好だ。10日付工商時報が伝えた。
下半期はスマホ向けの需要期を迎え、AI、自動車用、IoT向け需要も引き続き旺盛で、証券会社は、UMC、VIS、台湾積体電路製造(TSMC)の第3四半期売上高は前期を約10%上回るとみている。
UMCの6月連結売上高は前月比2.2%増の133億6,400万台湾元(約490億円)で過去8カ月で最高。第2四半期連結売上高は前期比3.6%増、前年同期比1.9%増の388億5,200万元となり、過去6四半期で最高だった。UMCは8インチウエハーでの受託生産価格を値上げした他、12インチ工場の28ナノメートル、14ナノメートル製造プロセスも設備稼働率が高水準で推移すると見込まれる。
VISの6月連結売上高は前月比2.8%増の24億9,400万元で単月の過去最高だった。第2四半期連結売上高は前期比9.7%増、前年同期比20.1%増の70億4,900万元と、四半期ベースでも過去最高を記録した。
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