ニュース 電子 作成日:2018年7月10日_記事番号:T00078044
華碩電脳(ASUS)の第2四半期連結売上高は904億3,700万台湾元(約3,300億円)で前期比9%減、前年同期比7%減、ブランド売上高は805億2,500万元で、前期比11%減、前年同期比7%減だった。第2四半期は非需要期で、パソコン、マザーボード、グラフィックカードなどの出荷の伸びが鈍化した。スマートフォンのみが新製品発売によって成長した。10日付工商時報が報じた。
証券会社はまた、ASUSは人民元とユーロが対米ドルで大幅に下落した影響で、第2四半期為替差損が10億元に上ったとみられる。為替変動はASUSの第2四半期、第3四半期の業績を押し下げ、最終製品の下半期価格に影響をする可能性もある。
一方、宏碁(エイサー)の第2四半期連結売上高は前期比6.7%増、前年同期比9%増の584億7,000万元。6月連結売上高は前月比25%増、前年同月比10.6%増の234億7,800万元で今年最高となった。
エイサーはゲーミング(ゲーム用)製品が好調で、上半期は前年同期比107%成長。5月には北米のゲーミング製品市場でデルを抜いて首位に立った。この他、上半期はグーグルのクロームOSを搭載したノートPC「クロームブック」も好調で、前年比2桁の増収を達成した。
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