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自動車不振、生産ラインでリストラも


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2008年5月30日_記事番号:T00007805

自動車不振、生産ラインでリストラも

 
 自動車市場の不振により多くの域内メーカーで生産ラインの稼働率が50%を割っており、契約作業員との契約延長を打ち切ったり、人員のリストラを検討するメーカーが出ている。

 30日付工商時報によると、生産ラインの稼働率が50%を切っているのは、中華汽車工業、裕隆汽車製造、福特六和汽車、三陽工業、太子汽車、台湾五十鈴汽車工業など。生産過剰に陥らないよう、各社は従業員に月間の休日を1~4日多く与えている。

 裕隆と三陽は人員削減を目的に早期優遇退職への応募を呼び掛け、裕隆では今年70人、三陽では40人以上が応じた。中華汽車の管理職者によると、同社は組織のスリム化を検討しており、人員のリストラも視野に入れている。

 トヨタ車製造の国瑞汽車は、生産ラインの稼働率は50%以上を維持してはいるものの、従業員への年休取得の奨励のほか、月間当たり1~2日の稼働日削減を行っている。