ニュース 運輸 作成日:2018年7月10日_記事番号:T00078054
台北(桃園)発富山行きの中華航空(チャイナエアライン)170便(ボーイング737-800型機)が8日、天候を理由に目的地を中部国際空港に変更した際、機長が燃料不足を理由に非常事態を宣言し、同日午後1時過ぎ(日本時間)に緊急着陸した。10日付自由時報などが報じた。
日本の国土交通省は、事故につながりかねない状況だったとして、「重大インシデント」に指定し、調査を開始した。
同便は午前8時ごろ(台湾時間)に桃園空港を離陸し、富山空港への着陸を3回試みたが、気流の影響により着陸できず、中部国際空港に目的地を変更したという。乗客145人は無事だった。
10日付自由時報によると、中華航空は「当時は富山空港で管制当局の優先誘導が得られなかったため、非常事態を宣言したが、残り燃料は安全なレベルだった」と説明した。
交通部民用航空局(民航局)は、フライトレコーダーなどに分析を進め、航空安全事故に該当するかどうか調べている。
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