ニュース 運輸 作成日:2018年7月11日_記事番号:T00078080
高雄市内の旧港湾区および周辺の再開発エリア「亜洲新湾区(アジア・ニュー・ベイエリア)」内で建設が進められている国際線旅客船ターミナル「高雄港埠旅運中心」で10日、主要構造物の完成を受けた上棟式が実施された。式典に出席した港湾運営会社、台湾港務公司(TIPC)の呉宏謀董事長はあいさつの中で施工業者に対し、2019年末には必ず竣工(しゅんこう)させ、営業開始を可能とするよう求めた。11日付工商時報が報じた。
建設中の高雄港埠旅運中心。最大で1時間当たり2,500人の入出境者に対応できるようになる(TIPCリリースより)
高雄港埠旅運中心は15階建てで、TIPCが本部を設置するほか、免税店などショッピング施設、飲食店、レジャー施設が入居する予定だ。高雄市の新たなランドマークになると期待されている。営業開始後は、高雄国際空港から台湾へ入り、クルーズ客船で東アジアや東南アジアへ向かう外国人旅行者をターゲットに商機獲得を狙う方針だ。
交通部の祁文中次長によると、高雄港には昨年、クルーズ船延べ82隻が寄港し、乗客延べ約12万人が訪れたという。今後も客運業務向け施設のアップグレードを進め、将来的には「アルーア・オブ・ザ・シーズ」など世界最大級のクルーズ船が停泊可能とする構えだ。
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