ニュース 社会 作成日:2018年7月11日_記事番号:T00078084
金門県の通関業者、吉泓報関行が偽装書類を作成し、複数の貿易会社に船舶40~50隻分の特殊糖類を北朝鮮に輸出させていたとして、検察当局は10日までに関係先15カ所を家宅捜索するとともに、容疑者19人を取り調べた。通関業者は申告内容に誤りがあった点のみを認めているという。中華電視(CTS)が伝えた。
自由時報(電子版)によると、今回の事件は台北地方検察署が、台湾高等法院の元裁判官が北朝鮮産石炭の偽装取引に関与していた事件を捜査中に明るみに出た。
調べによると、昨年末から今年6月にかけ、通関業者は貿易会社が中国からチャーターした船舶を使い、東南アジアから糖類や雑穀を台湾に輸入後、通関業者が輸出先を日本や韓国であるかのように虚偽書類を作成し、公海上で積み荷を積み替える「瀬取り」と呼ばれる手口で、北朝鮮に不正輸出していた。糖類は爆薬に加工可能なものだったという。
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