ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

台風8号で1人けが、交通に大きな乱れ


ニュース 社会 作成日:2018年7月11日_記事番号:T00078085

台風8号で1人けが、交通に大きな乱れ

 台風8号(アジア名・マリア)は10日夜から11日朝にかけて台湾北部海域を通過した後、11日午前9時10分ごろ中国・福建省に上陸。台湾本島は正午前から徐々に暴風圏から離脱した。台風によって、台北市で女性1人が落ちた木の枝でけがをした。また、全土で一時5万3,033世帯が停電に見舞われ、依然一部で復旧作業中だ。11日付中国時報などが報じた。

/date/2018/07/11/18tree_2.jpg台北市では強風によって多くの街路樹が倒れた。ただ、台風8号が台湾に影響を与えた時間は短く、それほど深刻な被害は出なかった(11日=中央社)

 交通への影響では、台湾鉄路(台鉄)が11日正午まで一部の列車を運休とした。台湾高速鉄路(高鉄)は通常運行を維持した。

 航空便は国際線で、中華航空(チャイナエアライン)グループが台北(桃園・松山)と日本、中国、香港、シンガポール、タイを結ぶ17便を欠航。同社傘下の格安航空会社(LCC)、台湾虎航(タイガーエア台湾)は11日、成田、福岡、岡山、マカオ便などを欠航した。

 台湾域内便は11日、馬祖(連江県)発着全便が欠航。華信航空(マンダリン航空)は台北(松山)~台東の全便を欠航とした。この他、金門・澎湖と台湾本島を結ぶ便などに欠航や遅延が出た。

 金門・馬祖と対岸の中国・福建省を結ぶ海運航路「小三通」は11日、全便運休となった。