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奇美電の第8.5世代ライン、来年Q3量産へ


ニュース 電子 作成日:2008年5月30日_記事番号:T00007809

奇美電の第8.5世代ライン、来年Q3量産へ

 
 奇美電子(CMO)は、来年第3四半期から第8.5世代パネル工場で量産を開始する見通しだ。当初のガラス基板投入枚数は3万枚の予定。同社では、液晶テレビ用の55、47、32インチのパネル生産に適しているという見方を示している。30日付電子時報が報じた。

 現在の50インチ以上の大型液晶テレビの主流である52インチ向けのテレビ用パネル価格は1,050~1,100米ドルで、来年第2四半期には950米ドルとなる見通しだ。

 また、来年下半期には55インチパネルの価格が52インチとほぼ同等となると予想されることから、より大型の55インチ市場の成長が見込めると電子時報は予測している。

 第8.5世代パネル工場では、52、55インチのいずれでも1枚のガラス基板から6枚を切り出すことができる。その場合、ガラス基板の利用率は52インチで86%、55インチで93%となる。