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中小型パネルの特注品、台湾メーカーの商機に


ニュース 電子 作成日:2018年7月12日_記事番号:T00078092

中小型パネルの特注品、台湾メーカーの商機に

 液晶パネル中国最大手、京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)が第10.5世代工場を稼働する中、台湾パネルメーカーは巨額な投資で大型工場を建設しておらず、中小型パネルのカスタムメイド(特注)サービスで商機を模索するとみられている。12日付電子時報が報じた。

 第5世代移動通信規格(5G)は2019年下半期にも商用化が始まり、モノやサービスの生産額1,000億米ドル規模を生み出すと予想されている。モノのインターネット(IoT)や車のインターネット(IoV)の応用も拡大し、自動車1台当たりディスプレイが10枚以上搭載されるとみられている。いずれもディスプレイが必要で、中小型パネルの商機となる。

 こうした中、顧客や製品によって異なる要求に応えることが求められ、例えば、折り曲げ可能、透明、高温・低温耐性などの特性を備えたカスタムメイドの中小型パネルが、台湾メーカーにとってのブルーオーシャン(競争のない未開拓市場)となりそうだ。