ニュース 医薬 作成日:2018年7月12日_記事番号:T00078102
新薬開発の智擎生技製薬(ファーマエンジン)は11日、すい臓がん新薬「オニバイド(安能得)」が衛生福利部(衛福部)から全民健康保険の支給対象に認定されたと発表した。8月1日から適用になる。支給額は注射1本当たり2万6,400台湾元(約9万7,000円)。12日付工商時報が報じた。
衛福部中央健康保険署(健保署)はオニバイドの健保支給に2億元の予算を割り当てるようだ。オニバイドは患者1人当たり月6本、約3~6カ月にわたって注射する必要があり、数百人が恩恵を受けるとみられる。
オニバイドは2015年に台湾での販売許可を取得し、16年初めに健保適用外の薬として発売。17年の販売額は4,000万元余りだった。ファーマエンジンは同年7月に健保適用申請を行い、約1年と予想を上回る速さで認定された。
ファーマエンジンの葉常菁総経理は、健保適用後に台湾でオニバイドの本格的な販売を開始すると説明した。
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