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SAWデバイスのタイソー、UMC系から出資受け入れ


ニュース 電子 作成日:2018年7月13日_記事番号:T00078114

SAWデバイスのタイソー、UMC系から出資受け入れ

 弾性表面波(SAW)デバイスメーカーの台湾嘉碩科技(タイソー・テクノロジー)は12日、ファウンドリー大手、聯華電子(UMC)系の投資会社、士鼎創投を引受先とする第三者割当増資を実施すると発表した。士鼎創投はタイソーの株式5.8%を取得し、最大の法人株主となる。13日付経済日報が伝えた。

 士鼎創投は直近株価を16.07%下回る1株当たり23.5台湾元で1億4,100万元(約5億2,000万円)を出資する。

 今後はタイソーとUMCによる提携に関心が集まるが、UMCの劉啓東財務長は「クオーツ部品の先行きとタイソーの将来性を有望視した。純投資目的で、経営には参加しない」と説明した。

 タイソーは調達資金を戦略提携や運転資金、債務償還に充てると説明した。