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UMC幹部、「WiMAXの本格普及は3年後」


ニュース 電子 作成日:2008年5月30日_記事番号:T00007812

UMC幹部、「WiMAXの本格普及は3年後」

 
 聯華電子(UMC)の宣明智名誉副董事長は29日、次世代の高速無線通信技術WiMAX(ワイマックス)が半導体、パソコンに続き、台湾企業の新技術応用のチャンスになるとした上で、「現在の技術は使用に耐えるというレベルであり、成熟には2~3年かかる」という認識を示した。30日付経済日報が伝えた。

 業界ではWiMAXのサービスが今年後半にも始まり、市場は急速に拡大するとの予測もある。しかし、宣副董事長を含め業界幹部はWiMAX市場の成熟期は遅れるとの見方を強めている。

 インテルの陳武宏アジア太平洋地域総責任者、モトローラの謝任邦台湾地区総裁、大衆電信(FITEL)の呉清源董事長も宣副董事長の見解に同意し、本格普及は2010年以降になるとの見方を示した。

 台湾では東訊・威宝電信(ビボテレコム)系の威邁思電信(VMAXテレコム)が10月にサービス開始を予定しているが、大衆電信、遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)、全球一動(グローバル・モバイル)のサービス開始は来年になる見通しだ。