ニュース その他製造 作成日:2018年7月13日_記事番号:T00078124
太陽電池用シリコンウエハーメーカーの達能科技が金属などの切削加工を行う際に使用する切削油の廃油を適正に処理せず、台中市梧棲区の空き地に放置していたとして、検察当局に検挙された。13日付工商時報が伝えた。
放置された廃油を調査する環保署の職員ら。達能科技は潔白を主張している(環保署リリースより)
検察は容疑者9人を廃棄物清理法(廃棄物処理法)違反で立件し、不当利得数千万台湾元(1元=約3.69円)を差し押さえた。行政院環境保護署(環保署)によると、達能科技は廃油の処理方式の虚偽申告で、担当者が3年以下の懲役刑に科される可能性があるほか、1,000万元以下の罰金が科される。
同社は廃油処理コストを削減するため、未認可の廃棄物処理業者などと共謀し、廃油を適正に処理せず、台中市梧棲区の空き地にドラム缶入りの廃油を放置した疑い。ドラム缶の量は1,000個以上に上った。周辺には悪臭が漂い、住民から告発があった。
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