ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

ケリーTJロジスティクス、洋上風力向け輸送で合弁


ニュース 公益 作成日:2018年7月13日_記事番号:T00078131

ケリーTJロジスティクス、洋上風力向け輸送で合弁

 香港系の物流会社、嘉里大栄物流(ケリーTJロジスティクス)は、海上石油・ガス田向けの支援船を保有・運航するシンガポールのPACCオフショア・サービシズ・ホールディングスと、合弁会社「保時嘉里潔能(POSHケリー・リニューアブルズ)」を設立した。台湾の洋上風力発電事業者向けに風力発電機のタワー、関連部品の陸上・海上輸送サービスを提供する。13日付自由時報が報じた。

 保時嘉里潔能は合弁のメリットについて、ケリーTJロジスティクスは台湾全土に物流ネットワークを保有し、PACCはオフショア海運のノウハウと最先端の船舶を持っていると説明した。

 保時嘉里潔能は苗栗県竹南沖(海能)の洋上風力発電事業を受注した上緯企業(SWANCOR)、オーストラリアの投資銀行マッコーリーと事業提携を締結した。また、エンジンメーカーの英ロールス・ロイスとも提携覚書(MOU)を交わしており、今後必要となる特殊船のエンジンシステムはロールス・ロイスが開発する予定だ。