ニュース 政治 作成日:2018年7月13日_記事番号:T00078134
中国政府が海外の航空会社に台湾の表記を「中国台湾」に改めるよう圧力を掛けている問題で、英国外務省は現地時間10日、民間の航空会社は経営の自由を享受すべきであり、英国企業は政治的圧力を受けるべきでないと表明。英国政府は台湾の呼称を単純に「台湾」としてきたとして、中国政府に対しこの問題で懸念を伝えたことを明らかにした。13日付自由時報が報じた。
この見解は、英外務省アジア・太平洋地域担当のマーク・フィールド副大臣が、庶民院(下院)議員の質問に書面で回答したもの。英国の対台湾政策は長期にわたって変更はなく、台湾を単純に台湾と呼んできたと指摘。リスト作成の際には、「国・地域」や「場所」の表現を用いていると説明した。
英国政府の表明を受けて、台湾外交部の李憲章報道官は、「感謝する。理念が近い国々に、中国によるいじめ行為を断固拒否するよう呼び掛ける」と発言した。
外交部は、海外の大使館や代表処などに対し、駐在国の政府やメディアに、台湾の立場を説明するよう命じたことを明らかにした。また、台湾の国家としての地位は踏みにじられてはならず、さらに多くの力を集めて中国のいじめに対抗していくとの考えを示した。
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