ニュース 社会 作成日:2018年7月13日_記事番号:T00078136
台北市政府警察局中山分局の派出所に勤務する警察官がホテル経営者から賄賂を受け取り、売買春を見逃していた事件で、台北地方検察署は12日、警察官10人と売春あっせん業者4人を起訴した。警察官7人は依然容疑を否認している。13日付中国時報が伝えた。
調べによると、起訴された警察官らは13年間にわたり、売春あっせん業者から総額780万台湾元(約2,900万円)の賄賂を受け取っていた。問題の警察官らはいずれも停職処分を受けており、判決が確定すれば懲戒免職となる見通しだ。
警察との癒着は、検察当局が昨年、売買春の現場となったホテルを検挙した際に明るみに出た。ホテルは台北市中山区の繁華街、林森北路の通称五条通りにあり、日本人相手に東南アジアや中国出身の女性をあっせんしていた。賄賂の額は月4万元で、春節(旧正月)、端午節、中秋節には倍額の8万元を要求していた。
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