ニュース 電子 作成日:2018年7月16日_記事番号:T00078143
16日付工商時報がサプライチェーン関係者の話を基に報じたところによると、米アップルが下半期に発売すると見込まれるスマートフォン「iPhone」新機種3モデル向けに、「A12」プロセッサーを含む関連チップの生産が先週より本格化した。9月中旬以降に組み立てメーカーへの大量出荷が始まると予想されている。16日付工商時報が報じた。
業界関係者によると、新iPhoneには特に目立った新機能はないとみられ、チップも昨年発売された「iPhoneX(テン)」から大きな変更はないとされる。うちA12プロセッサー、オーディオIC、電源管理ICはアップルの自社開発製品、第4世代移動通信システム(4G)ベースバンドチップはインテルかクアルコムのソリューション、充電制御ICはテキサス・インスツルメンツ(TI)とブロードコムの製品が採用される見通しだ。
一方、これら新iPhone関連チップのうち、A12プロセッサー、ネットワーク用IC、電源管理IC、タッチコントローラー、液晶ドライバICは台湾積体電路製造(TSMC)が生産を手掛けるとされる。証券会社は、TSMCの第4四半期売上高は、過去最高を更新すると予測した。
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