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上半期パネル輸出額7%減、中国メーカーの生産拡大で【図】


ニュース 電子 作成日:2018年7月16日_記事番号:T00078145

上半期パネル輸出額7%減、中国メーカーの生産拡大で【図】

 財政部の統計によると、液晶パネルの上半期輸出額は1,106億台湾元(約4,070億円)で、前年同期比7%減少した。輸出全体に占める割合は2.3%と、0.3ポイント低下した。これについて行政院主計総処は、中国パネルメーカーによる生産拡大、これに伴う大型パネル価格下落が原因と指摘した。15日付自由時報が報じた。

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 台湾の液晶パネル輸出は中国・香港に集中しており、上半期輸出額は1,034億元で前年同期比6.5%減ながら、全体の93.5%を占めた。次いで日本が2%、米国が1.3%だった。

 パネルを中心とする光学器材の5月輸出受注額は20億6,000万米ドルで、前年同月比9%減少した。減少は4カ月連続で、中国・香港からの受注減少幅が1億2,000万米ドルで最大だった。主計総処は、受注額の減少は大型パネルの価格下落が原因で、受注量が減少したわけではないと強調。ただ、下半期は中国勢のシェア拡大に伴い、輸出量の減少が懸念されると指摘した。