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PC出荷6年ぶりプラス成長、エイサーは3%増【表】


ニュース 電子 作成日:2018年7月16日_記事番号:T00078147

PC出荷6年ぶりプラス成長、エイサーは3%増【表】

 市場調査会社、ガートナーの統計によると、第2四半期の世界パソコン出荷台数は6,209万5,000台で、前年同期比1.4%増加し、6年ぶりのプラス成長となった。宏碁(エイサー)は396万9,000台で3.1%増、市場シェア6.4%で5位だった。14日付工商時報などが報じた。

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 ガートナーの北川美佳子首席アナリストは、「Windows 10(ウィンドウズ10)」へのアップグレードのため、法人向けPCの買い替えが進んだものの、消費者向けPC需要は低迷が続いていると分析した。

 首位は、聯想集団(レノボ)で1,360万1,000台(前年同期比10.5%増、市場シェアは21.9%)だった。富士通のPC事業買収が押し上げた。2位以下は、▽HP、1,358万9,000台(6.1%増、シェア21.9%)▽デル、1,045万8,000台(9.5%増、シェア16.8%)▽アップル、439万5,000台(3%増、シェア7.1%)──だった。

 市場調査会社IDCの統計では、第2四半期の世界PC出荷台数は6,226万9,000台で、前年同期比2.7%増加した。首位はHP、2位はレノボで、3~5位はガートナーと同じ結果だった。

 IDCは、法人向けハイエンドノートPCやゲーミング(ゲーム用)PC出荷は鈍かったが、グーグルのクロームOS(基本ソフト)搭載PC「クロームブック」出荷が貢献したと指摘した。なお、ガートナーの統計に「クロームブック」は含まない。