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市中流通のガスボンベ、バルブにガス漏れ問題


ニュース 石油・化学 作成日:2018年7月16日_記事番号:T00078150

市中流通のガスボンベ、バルブにガス漏れ問題

 経済部標準検験局(標検局)が13日、台北市のガス装塡(そうてん)所で実施した検査の結果、台湾保安工業(TPA)が輸入したガスボンベのバルブにガス漏れの問題が指摘された。14日には宜蘭県政府も同様の問題を確認した。16日付聯合報が報じた。

/date/2018/07/16/06gas_2.jpg標検局は、TPAは隠匿せずに回収を進めていると指摘し、罰金を科すかは今後検討するとした(中央社)

 TPAは問題のバルブを使ったガスボンベが10万本が市中に出荷されており、4月からこれまでに4万本しか回収されていないと説明した。

 問題のバルブは型番が「V2S-PA」で、製造時期が2017年9月、10月、11月のものだ。バルブの接続後のO字型のリングに問題があるため、使用時にガス漏れを起こす恐れがある。

 標検局は「家庭のガスボンベのバルブをチェックし、もし問題の商品であれば、直ちにバルブを閉め、交換を申し出てほしい」と呼び掛けている。