ニュース 政治 作成日:2018年7月16日_記事番号:T00078163
与党・民進党は15日、全国党員代表大会(党大会)を開き、党主席の蔡英文総統が11月の統一地方選挙を「改革と反改革の対決」「進歩と退歩の対決」と位置付ける考えを示し、県市長ポストの防衛に全力を挙げる考えを示した。16日付自由時報が報じた。
蔡総統(中)は各県市の公認候補と共に壇上に立ち、勝利への決意を述べた(15日=中央社)
蔡総統は、同党がかつて推進した改革が今日の民主台湾を作ったと述べ、「原子力発電所にしがみ付き、クリーンエネルギーに転換する重要なタイミングを逃したのは誰か」「政権掌握時に(自国の利益を忘れて外国資本に奉仕する)買弁グループに両岸(中台)関係を主導させ、台湾人の尊厳を忘れたのは誰か」などと国民党を批判した。
蔡総統はまた、民進党の改革のスピードと幅が若者の失望を招いたと指摘しながらも、「決して約束を忘れたわけではなく、民進党がこの2年余りに若者たちのためにしてきた努力をよく見てほしい」と訴えた。
民進党幹部は、各地で国民党勢力が結集していることに最大のプレッシャーを感じていると明かした。国民党は反大気汚染、日本の原発被災地の食品輸入解禁をめぐる住民投票をテーマに動員をかけており、背後には原発と統一・独立問題があると指摘。民進党はこれに立ち向かうと表明した。
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