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リードフレームの長華科技、世界シェア3割目指す


ニュース 電子 作成日:2018年7月17日_記事番号:T00078169

リードフレームの長華科技、世界シェア3割目指す

 リードフレーム世界最大手、長華科技(CWTC)の黄嘉能董事長は、M&A(合併・買収)と増産を続け、今後3年以内に世界市場シェアを30%に拡大すると表明した。現在のシェアは10%で、来年QFN(クワッドフラットノンリードパッケージ)用リードフレーム生産ライン(月産能力100万本)を新設する予定だ。17日付経済日報が報じた。

 長華科技は住友金属鉱山のIC用リードフレーム事業を買収し、昨年第4四半期に世界市場シェア首位になった。

 黄董事長は、次の買収ターゲットを明らかにしていないが、業界では、日本メーカー、長く提携関係にある台湾の同業と予想されている。

 黄董事長は、中国が電気自動車(EV)の普及を推進しているほか、世界で第5世代移動通信システム(5G)技術の開発が進められており、リードフレームの商機が期待できると説明した。