ニュース 電子 作成日:2018年7月17日_記事番号:T00078173
インドのエコノミック・タイムズ紙によると、鴻海精密工業はマハーラーシュトラ州ムンバイのジャワハルラール・ネルー港(JNPT)経済特区に携帯電話を生産する工場を設置することを決定した。郭台銘(テリー・ゴウ)董事長が来月、現地で工場建設の契約に調印するとみられる。17日付経済日報が報じた。
鴻海は16日、関連の計画は依然固まっておらず、現地政府と交渉中だと説明した。
鴻海は2015年にマハーラーシュトラ州政府と、5年間で50億米ドルを投じ、工場を設置する覚書(MOU)を交わした。業界関係者は、鴻海が米ウィスコンシン州に100億米ドルを投じて建設する新工場の起工式が先月行われたことで、インド側が焦りを感じ、7月初めに鴻海幹部をインドに招いて交渉を進めたが、投資条件で合意できていないと指摘した。
印スマホ市場、シャオミが首位
インドは世界3位のスマホ市場規模だが、輸入の関税が高く、販売価格が15~20%押し上げられるため、手ごろな価格の小米集団(シャオミ)やサムスン電子の製品が売れている。市場調査会社の今年第1四半期統計によると、▽シャオミ▽維沃移動通信(vivo)▽OPPO広東移動通信▽華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)──の中国4社合計で、インド市場シェア45.9%を占めた。
一方、アップルのiPhoneは昨年のインド市場シェアが2%(320万台)、今年上半期の販売台数は100万台足らずとされる。
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