ニュース 石油・化学 作成日:2018年7月17日_記事番号:T00078180
台塑集団(台湾プラスチックグループ)は16日、今年の一般社員の賃上げ率を4%に決定した。過去34年で最高、設立以来2番目に高い賃上げだ。17日付工商時報などが報じた。
台プラグループ従業員の平均月給5万2,600台湾元(約19万円)で計算すると、平均2,100元の賃上げだ。従業員は約3万3,000人で、給与支払いは年間8億3,200万元増加する計算だ。
台プラは昨年純利益が2,372億元と、過去最高だった。労働組合は当初、2,500元(4.76%)の賃上げを要求したが、王文淵(ウィリアム・ウォン)総裁は今年下半期の原油価格や米中貿易戦争などの不安要素を考慮し、4%に決定した。なお、昨年は3.88%だった。
また、労働組合は慰労金6,000元を要求している。王総裁は近く、台プラ主要4社の董事長と協議し、最終決定を下す予定だ。
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