ニュース 運輸 作成日:2018年7月17日_記事番号:T00078186
高雄港の上半期のコンテナ取扱量は518万3,800TEU(20フィートコンテナ換算)と前年同期比0.1%増加し、プラス成長に転じた。今年初めより取り組んだ海運会社に対する補助金政策が奏功した。17日付経済日報が報じた。
高雄港の第1四半期のコンテナ取扱量は、海運各社が前年同期に新海運アライアンス発足に向けて一斉に増便し取扱量が拡大した反動で、前年同期比2.1%減の256万TEUに縮小した。ただ、補助金政策の効果が第2四半期から表れ、5月のコンテナ取扱量は90万4,900TEUと過去2番目の高水準を記録、6月も86万5,000TEUと前年同月比2.9%増加した。
台湾港務(TIPC)は、米中貿易摩擦の影響で3大アライアンスが7月から中国~米国航路の一部運航停止・減便を開始したが、高雄港に影響はないと説明。補助金の拡大も検討しており、高雄港の今年通年のコンテナ取扱量は昨年を上回る見通しで、過去2番目を記録した2016年の1,046万TEU以上を目指すと表明した。
高雄港では15年半ばから第7コンテナターミナルの建設を進めており、第1期の埠頭(ふとう)2.5バースは来年2月に完成する予定だ。稼働後、高雄港のコンテナ取扱量は年間200万TEU増加する見通しだ。
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