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ホテルロイヤル台中進出、ザ・プレイス開業


ニュース 商業・サービス 作成日:2018年7月18日_記事番号:T00078192

ホテルロイヤル台中進出、ザ・プレイス開業

 老爺酒店集団(ホテルロイヤル・グループ)のデザイナーズブティックホテル「台中大毅老爺行旅(ザ・プレイス台中)」が17日、台中市西区の国立台湾美術館や草悟道の近くでグランドオープンした。「アートギャラリー」をコンセプトにした設計で、客室数は170室、ビジネス客や観光客をターゲットとする。同グループにとって台湾10館目で台中初進出。沈方正執行長は、台湾全土展開の最後の1ピースが埋まったと述べた。18日付工商時報などが報じた。

/date/2018/07/18/00top_2.jpg沈執行長(左2)は、台中を訪れる外国人観光客にも利用してほしいと述べた(17日=中央社)

 ザ・プレイス台中は投資額10億元。12階建てで、客室170室の他、アートギャラリーを併設する。館内のイタリアンレストラン「ZEBRA」は、地元の新鮮食材を使い、ヘルシーなイタリアンに台湾料理の特色を融合させた料理を提供する。

 オープンを記念して、スマートルーム(旅人客房)を平日1泊3,600台湾元(約1万3,000円)とするキャンペーンを9月30日まで行う。週末・祝日は500元増し。

花博効果に期待

 沈執行長は、台中は産業と観光を兼ね備え、台中世界花卉博覧会(台中フローラ世界博覧会、台中花博)も控えていると指摘。プレオープン期間中の客室稼働率は約50%だったが、年内には60%、来年は70%を超えると予測した。

 台中市政府観光旅遊局の陳盛山局長は、台中花博は11月3日~来年4月24日の開催期間中、延べ800万人が訪れ、延べ600万人が宿泊する見込みで、例年の350万~380万人より大幅に増えると述べた。

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 ホテルロイヤル・グループにとってザ・プレイス台中は、台南、宜蘭に続く「ザ・プレイス」3館目。台湾ではこの他、高級ホテルの老爺酒店(ホテルロイヤル)を5館(台北、北投、新竹、台東県知本、宜蘭県礁渓)、老爺会館(ロイヤルイン)を2館(台北南西、台北林森)展開している。

 2019年3月には台北市南港区に「ザ・プレイス南港」を、20年には台南市のショッピングセンター、南紡購物中心(T.S.モール)第2期に「南紡ロイヤルイン」を出店する計画だ。

【表】